黒姫山のタケノコが届いた

先日、黒姫のご近所さんから黒姫の山間でとれたタケノコが送られて来ました。

タケノコというと一般的には孟宗竹を指すのでしょうが、色々種類があるようで、黒姫や斑尾、志賀などでは、根曲竹（あるいは千島笹）という細めのタケノコが取れます。　それぞれの地域では、入会権のようなものがあり、勝手に採取はできません。　隣の戸隠では工芸用の竹を取るためタケノコの採取は禁止されています。　黒姫でも山菜組合に事前申込みをするわけですが、我々のような素人では太くて柔らかいタケノコを採るのは到底無理で、私などははなから諦めて、このようにご近所からいただくことで旬の味を楽しんでいます。

そして美味しいものは早いうちにと、黒姫に来られてタケノコの味を知っている友だちにおっそわけをします。

タケノコはそのままにしておくと固くなりますし、虫が入るので、早々に皮をむいて調理するか、瓶詰めにします。

タケノコというと、黒姫ではサバ缶（水煮）を使ったタケノコ汁で食すことが多いのですが、サバ缶の身と汁を入れすぎると、どうしてもサバの味になってしまいます。　昨日は、玉ねぎとじゃがいもだけで、タケノコ汁を頂きましたが、ちょっとサッパリ気味であるものの、タケノコの風味をよく味わうことができました。

今夜はたぶんタケノコの天ぷらでしょう。　他に、刺身や煮物、ベーコン巻きなど色々調理方法があるようですが、汁と天ぷらが定番ではないかと思われます。